略奪資本主義の崩壊は神による人間教育の総仕上げ
略奪資本主義の崩壊は神による人間教育の総仕上げと巻首で述べましたが、神の教育がこれで終わる訳ではありません。神の教育は永遠に続きます。この宇宙に人間が存在するかぎり。
人間の心と魂が神近き存在へと成長進化を遂げるまで神の教育は続くのです。
今回、略奪資本主義の崩壊が人間教育の総仕上げと申し挙げたのは、人類の歴史上もっとも過酷でもっとも耐えがたい苦しみが私たち人類に待ち受けているからです。
その、耐えがたい苦しみを無事に乗り越えることが出来なければ、私たち人間の心と魂は神近き存在へと成長進化を遂げることは出来ません。
何故なら、私たち人間は悩みや苦しみなど、様々な苦難を乗り越えることによって、成長進化を遂げる生命体だからです。
これまでの長い歴史の中でも様々な苦難に遭い、それを乗り越えることによって、私たち人間はここまで成長進化を遂げて来ました。
その苦難の歴史の総仕上げとなるのが、これから始まる略奪資本主義の崩壊なのです。
この大苦難は地球上の総ての人々が体現することになります。
何人も、この大苦難から逃れることは出来ません。例え、世界一の大富豪であろうと、世界一貧しい人であろうと、その苦難の大きさ苦しみの度合いは皆おなじです。
神の計画は完璧です。その力は絶大で私たち人間を常に成長進化させようとはたらいています。
今、私たちの世界が大きな変革期を迎えようとしているのもそのためです。
略奪資本主義はあらゆる面で、その歪みや軋轢が頂点に達しています。
貧富の格差や環境汚染、温暖化の問題や自然破壊の問題、また途上国の人口爆発の問題や食糧危機、或いは、人種間の対立など、数え上げれば切りがありません。
これ等の難題は人間自身が解決するのは、とても不可能です。
そこで神の采配が必要となってきます。
その采配こそが略奪資本主義の崩壊という神のシナリオなのです。
私たち人類にとっては、これまでの歴史上経験したことのない想像を絶する大苦難がこれから始まります。
しかし、この大苦難は人類を苦しめる為のものではありません。人類を成長進化させる為の一環にすぎません。
欲望ばかり肥大化して足ることを忘れた人間を、このまま野放しにして置けば、人類は母なる地球を破壊し尽くし、己の罪業を省みることなく滅亡の道をひた走るでしょう。
その、人類の滅亡を阻止する為に神はあえて略奪資本主義の崩壊という、創造的破壊を選択されたのです。